エル子ちゃんは17才
とあるドワオくんの日常
「なぁ」
「ん?」
「お前の家って広いよなー」
「そうか?普通だろ」
「いや、でけーよ!俺ん家の20倍くらいあるぞ」
「あんまり自分の家について考えたことなかったな」
「・・・金持ちってそんなもんか」
「なぁ」
「初キスってどんな味がするんだろうな?」
「そんなの知ってたらお前と家でダラダラしてねぇよ」
「だよなー」
「あー彼女ほしー」
「ただいまー」
「あー疲れたー」
「お母さん!牛乳飲みたーい!」
・・・・・
「・・・」
「なぁ」
「お前の姉ちゃんって可愛いよな!」
「そうかぁー?ブスだろ」
「・・・・・」
「お前の目はふしあなかよ!!?」
「うちのクラスの女子全員足してもお前の姉ちゃんの方が可愛いよ!!!」
「ははっ、そんなわけないだろ。委員長のドワ美だって結構可愛いぞ」
「・・・・・」
ドワ美(15歳)
「バカか!たしかにドワ美は顔も可愛いしうちのクラスで一番胸が大きいよ!でもお前の姉ちゃんは全く次元が違う可愛さなの!!」
「胸の話をした覚えはないが・・・」
「ねぇ!エルキ!」
!?
「あっ」
「ドワタカじゃん!」
「やっほー!来てたんだ!」
「お、お邪魔してます!」
「ねぇ、お姉ちゃんのジャージ知らない?庭に干してたんだけど」
「はぁ?知らねーよ、バカ姉貴」
「もう!すぐそういう口の利き方してー」
「バカって言う方がバカなんだよー!」
「ねぇードワタカぁ?」
「ですです!お姉さん!」
「ん?」
ドキッ
「顔色悪いよ!大丈夫?」
「はい!生まれつきっす!」
「あはは!ドワタカ可愛いねー」
「お母さーん!私のジャージ知らなーい?」
「うるせぇ女」
「・・・・」
・・・・・・
「お前んちパラダイスかよ!!!」
「な、なにが?」
「ちくしょうっ!!!俺だって!俺だってエルフ族の子にさえ産まれていれば・・・!」
「どうしたドワタカ!?」
「なんでだよ!!!なんで父ちゃんはドワーフの母ちゃんと結婚したんだよーーー!!!!!」
「落ち着け!異種族との禁じられた交配は神への冒涜だぞ!あとそれだとお前が産まれて来ないぞ!」
「冒涜だって良いもん!」
「おい!待て!」
「あいつ・・・」
~30分後~
「ふーーー」
「ただいまー」
「ドワタカ・・・」
「遅かったな。もう二度と戻って来ないかと思ったぞ」
「なぁ、ゲームでもしようぜー」
「待て!!!」
「お前それ姉ちゃんのパンツだろ!!!」
「・・・なにが?」
「バレバレだよ!!!」
「むしろなんでそんな平然としていられるんだよ!少しは悪びれろ!」
「なにが・・・?」
「怖ぇーよ!!!」
「ふっふっふ、安心しろエルキ」
「なに!?」
「絶対にバレないように部屋にこっそり忍び込んで時間を掛けてゆっくり履いてきた・・・!」
「人んちで何してんだテメェ!!!」
「もう~やかましいね~」
「誰だ!?」
・・・・・
「ば・・・婆ちゃん!」
「ごめん!ちょっと色々あって!」
「・・・ん」
「それわしのパンツじゃ」
・・・・・・
えっ!?
婆ちゃんあんた・・・
派手なパンツ履きやがって・・・!
下着泥棒はダメ!絶対!
お姉さんとの約束だよ☆